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新規事業をQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)にどのように含めればよい?−QMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)現場から

2021/02/09(火)
株式会社ISOサポートです。

新型コロナウィルス感染症の広がりによって、
既存のビジネスが見直されている中、
新規事業に取り組まれている企業様も多いのではないかと思います。
今回は、そんな企業様にもお役に立てていただきたい内容です。

先日、
お客様からこのようなご質問をいただきました。

「新規事業が始まり、
ホームページでも専用ページを設けているので、
当然、新規事業についてもQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)審査で確認されますよね?」

こちらのお客様に関しては、
新規事業については社長とご担当者様1名で推進されているとのことで、
業務フローも固まっている状態ではないとのことでした。

このような場合、
2つの選択肢が考えられます。

一つは、
固まっていない業務フローを固めていただき、
次のQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)審査に備える方法です。

必要な作業手順を明文化し、
QMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)要求事項に則って記録様式を整え、
実際に運用した上で次のQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)審査を迎えることになります。

この方法のメリットは、
新規事業についてもQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)の適用範囲とすることができますが、
一方でデメリットとしては、
審査のために一定の作業量が発生するということです。

もう一つ、
考えられる方法は、
新規事業についてはQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)の適用除外とする方法です。

新規事業については今後、
成熟していくかもしれませんし、
一方で撤退ということになるかもしれません。

この方法のデメリットとしては、
ホームページや会社案内資料など、
QMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)認証取得を謳っているものに、
新規事業については適用除外である旨の注記をすることや、
QMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)文書内の適用範囲の項において、
新規事業については適用除外である旨の表現が求められますが、
一方で審査のためにやらなければいけない作業量は大幅に削減できるというメリットがあります。

こちらのお客様に関しましては、
新規事業の撤退というリスクも鑑みて、
新規事業についてはQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)の適用除外とする方法を選択されました。

会社は生き物なので、
日々変化していますが、
その中でQMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)にどう反映させるべきか、
疑問に感じられることもあるのではないでしょうか。

まずは現状把握させていただいた上で、
最適なご提案差し上げますので、
お気軽にお問い合わせください。

株式会社ISOサポートの
QMS(ISO9001・品質マネジメントシステム)認証取得+取得後サポートコンサルティングはこちらをご覧ください。


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